世田谷区立芦花中学校PTA文化委員会講演、終了しました。

本日、世田谷区立芦花中学校PTA文化委員会様主催の講演会を行ってきました。

 

実は、先週、思いもよらない事態に陥り、体調を著しく、崩してしまいました。

まだ、本調子ではないのですが、それはお越し頂く方々には関係のないことなので、

できる限り、コンディションを整え、約2時間に全てを置いてこようと思いました。

 

前半1時間は僕の講演。後半30分は、鼎談という形で、小学校長、中学校養護教員の方々と

僕でお話しさせて頂きました。

会合名が「家庭教育学級講演会」ということで、

この場合、「障害がある子ども達のことを理解してほしい」というよりは、

「特別なニーズがある子ども達がいるのは間違いない」ということを

メインでお伝えしたかったんです。

 

しかし、何も「障害がある子ども達”だけ”を助けて欲しい」とは言いません。

その言い方だと、通常学級に通っている子ども達の親御さんは、

「自分の子どものことだって、しっかり理解して欲しいし、守って欲しい」と思うのは、

ごく自然なことだと思います。

 

よく、ありがちなのは啓発するのはいいことですが、

「障害がある子ども達をわかってほしい」という一方通行の発信だと、

「うちとは関係ない」となり、余計に距離感が出てしまう。

これって、とても勿体ないことだと思うんです。

 

自分達のことを理解して欲しいと思うのであれば、

まずは、自分達が相手のことを知ろうとする姿勢が必要だと思います。

 

今回の話の中で、「歩み寄り」の大切さをお伝えしました。

子ども達への理解や支援は必要です。

しかし、どんな協力があっても、その子ども達は、その子ども自身が主役であり、

努力もきちんとしていける環境作りもしていかなければなりません。

これは、強制ではないにしても、生きるってことは、

棚からぼた餅はほとんどなく、努力した結果が実を結び、

それが生活の糧になることの繰り返しだと思うからです。

 

そして、いつもは話の中に入れると、内容がわかりづらくなるので、

あえて入れていませんでしたが、「家庭教育」ということを軸においた場合、

障害のあるなしに関わらず、「愛される人間に育てて頂きたい」お伝えしました。

 

これは教育的に得をするということだけではなく、

「人徳のある人は、力を集めやすい」という現実があるからです。

 

たとえば、素直に感謝できる人。

たとえば、素直に謝れる人。

たとえば、声をかけやすい人。

たとえば、批判や不満ばかり言わない人。

 

これは、みんな同じですよね。

 

とても皆さんに喜んで頂けたので、ホッとしました。

しかし、改善点は沢山ありますので、次回の講演までに様々な部分を修正して、

臨みたいと思います。

 

南雲明彦

コメント(2) この記事のURL

コメントが2件あります。

  1. フクハラ より:

    南雲さん

    ぶれいん・ゆに~くすの福原です。
    ご無沙汰しております。
    そしてお誕生日おめでとうございます。

    健康で幸せいっぱいの1年でありますように。
    仙台からご活躍を祈り、感謝をしております。

    2012.11.26

    福原

  2. 青空☆ひよこ より:

    28歳お誕生日、おめでとうございます。
    ケーキに蝋燭は?あっ。甘いものは苦手でしたか。

    歓喜のため鼻がつんとしてくるようになった。
    鍋が恋しい今日この頃です。

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