完食という任務。
2013年01月25日20時37分
カテゴリー:伝えたいこと
最近、「3」という数字が妙に頭に浮かびます。
基本的には大きさの「大」「中」「小」とか、温度の「高」「中」「低」とか、
区別するのにとてもわかりやすいんですよね。
勉強においてや、仕事においての重要度なんかもそうです。
これを管理できないと、いわゆる「できない人」になってしまう。
当然、優先してやらなければいけない課題を忘れて、
重要度の低い課題をしていたら、そりゃ、色々言われます。
結構、この大まかな3つの振り分けができない人が悩んでいる気がします。
だけど、よく自分の事を振り返ってみると、無意識レベルで、これって、
やっている気がするんですよね。
ある方が「順序立てて、話を展開できない」と悩みを話しながら、
一緒にご飯を食べていたのですが、まず、「ご飯を食べる」ということ自体も
結構難易度高い気がするんですよ。
なぜなら、まず、食べたい物を選んで、箸を持って、器を持って、
なるべくこぼさないように口に運び、すぐに飲み込むことなく、噛み砕き、
飲み込む。
この作業を進行し続け、完食という任務を完了するわけです。笑
これって、お風呂に入ったり、歯を磨いたり、衣服を着替えたりすることも
共通する部分があると思います。
完食とは、『目標とする量や種類だけ,食べ物を完全に食べきること。』(大辞林より)
いう意味があります。
この普段、当たり前だと思ってしている行為に目を向けてみると、
糸口は案外、すぐそばにあるかもしれませんね。
南雲 明彦
優先順位に歯を磨いてでかける、用事があるのに本能はご飯を食べたいと思っているとき。ご飯を食べたいと思い、食べてみたら甘いものを欲していることが途中でわかったりしてひどく混乱するときがある。そういう頻度が他の人より多くて行動がちぐはぐになることがあるのかもしれません。