週末の出来事。

東京の週末の土曜日はひどい雨でした。

傘も役に立たず、全身びしょびしょになりました。汗

 

しかし、暖かくなってきているので、春の訪れを感じます。

入学式や入園式も終わり、忙しい日々が始まられた方も多いかもしれません。

 

この週末は、イベントに参加したり、映画を観たりしてきました。

 

イベントは、東中野にあるポレポレ坐にて、

福島泰樹×ドリアン助川×月乃光司ジョイント朗読会 inポレポレ坐〜死と生の祭典〜

に参加してきました。

最初は、香山リカさん(精神科医)や浜崎容子さん(アーバンギャルド)、東ちづるさんを

交えてのトークライブ。その後、朗読会が行われました。3時間超の時間で、さすがに、

3時間程度で途中退席しましたが、実りある時間になったと思います。

 

「死と生」について、様々な角度から、捉え、考えていく機会ってあまりないというか、

考えないようにしている感がありますし、演者お一人お一人の表現方法に感銘を受けました。

 

僕自身ももしあの壇上にいたら、どのように表現していただろうって、常に考えながら聴いていました。

月乃さんは、新潟県在住ということと、過去に色々な経験をされていて、プロフィールを拝見する限り、

僕と似たような経験をお持ちなので、どのような表現をされるのかを拝見することができて、

よかったです。

 

また、映画も2本観てきました。

ドラゴンボールZ 神と神」「君と歩く世界」。

 

「ドラゴンボール」は、大人の自分でもワクワクしたり、笑いながら、観てしまいました。

悟空のすごいところは、どんどん強くなっていき、その限界知らずの強さに惹かれて、

みんなが集まってくる。

しかも、ユーモア満載だから、肩肘張らなくていいので、非常にリラックスして観ることができました。

 

また、「君と歩く世界」は、シャチ調教師である女性が事故により両脚をなくして、

絶望の海にさらされます。

しかし、そんな時に出逢った不器用な男との出会い。

 

今まであったものが突然なくなるというのは、一言では言えないし、

その人のことを他人が語るものでもないと、思っています。

ただ、自分だったらと思うと、きっと、小さなことが悔しくて、

悲しいんじゃないのかなって、思うんです。

 

たとえば、お気に入りの靴が履けないとか、思いきり、

風を感じて走ることができないんじゃないのかなって。

 

だけど、人間には治癒力があって、知恵があって、

生きる事への希望を生み出すことができる。

光は誰にでも訪れるけれど、カーテンを自分一人じゃ開けられなくて、真っ暗な部屋で、

孤独に苛まれているような絶望感でいっぱいになる。

だけど、誰かにいきなり、カーテンを全開にされたら、眩しすぎて、余計、

光が怖くなってしまうかもしれない。

 

だから、少しずつ、光に慣れるには時間と愛情が必要で、人は何度でも、

立ち上がることができるということ、新しい自分になれるということを改めて、

感じました。

 

内容的には、万引きや暴力や殴り合いや性描写等、R15指定作品ということもあり、

過激な部分があるので、僕としては、20歳以上が観て欲しい作品ではありますが、

どこか、ポレポレ坐のイベントとも通じるものを感じました。

 

映画って、すごい。しかも、日曜日のレイトショーの時間は、あまりお客さんがいないので、

贅沢な気分で観ることができますし。笑

 

南雲明彦

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