想いの共有。
全国的に暑い日が続いていますね。
水分をしっかり、補充しないとバテてしまいますね。
さて、先週末から新潟の実家で田植えや、畑の苗植えなどを行ってきました。
自然とじゃれ合うのもいいですね。
しかし、強迫性障害の症状が出ていた頃は、土に触ることもできず、
苦戦していたのを覚えています。
また、実家には僕の本にも書いてありますが、壁に穴が所々に開いていたりします。
(だいぶ、壁紙などで補修はしてありますが・・・)
色々なことがありましたが、それでも今はこうして前向きに生きることができているのは、
家族を始め、周りの人のご協力のおかげだと思います。
しかし、特別に何か教育的支援や治療を受けたわけではありません。
大部分が、自問自答しながら、生きてきました。
これだけだと、なんだか、自分が未来を切り開く力があるような感じがしますが、
そんなことはありません。
周りの人達が見守っていてくれたからこそ、安心して、チャレンジできた面が
大きいと思います。
これが品川裕香さんのおっしゃる、「保護要因を増やす」ことにつながって
いたんですよね。
僕は、過去は忘れてもいいとは思います。それを背負いすぎるのは、日々生活する上で、
悪影響を及ぼすこともあるからです。
同時に無理してまで、忘れる必要もないとは思います。
だけど、それを誰かを恨んだり、憎んだりする材料にしてはいけない。
そこから、生まれてくるものは悲しみや怒りだけです。
また、先日、ありがたいことに新しいテレビ出演のオファーが来ました。
残念ながら、放送時間の関係で、スタジオに割ける時間が少なくなり、
見合わせという形になりましたが、タイミングが合えば、是非とも、
出演させて頂こうと思います。
実際、お目にかかったディレクターの方はとても熱心に取材をされていて、
僕自身も大変感銘を受けました。
「情熱的な話しぶりや真っすぐな表情に大きく心揺さぶられるもの
と言って頂き、素直に嬉しく思います。
企画内容や出演者のバランスも大いに関係あるのですが、結局は、
「人と人との想いの共有」
によって、多くの方々の心に響くものが出来上がるのだと思っています。