「対話」と「発展」。

やっと、梅雨らしく(?)なってきましたね。

雨が降り続いています。

 

毎年ですが、どうも、この時期は天候と同じように体調も悪くなります。

寝たきり状態にはなりませんが、気圧の変化が腰に来るのです。

だから、朝起きると痛みによって、その日の天候がだいたいわかります。笑

あっという間に上半期が終わろうとしています。

先日の愛媛県西条市立丹原東中学校での人権教育講演会では

自分にとって、理想に近い講演の場となりました。

書籍販売があったのですが、書籍販売とはサインをさせて頂き、本をお読み頂く

きっかけを提供する場でもあるのですが、一番大切にしているのは、

「対話」であり「発展」です。

 

短い時間になってしまうのですが、お聴き頂いた方とお話しできる機会で、

その中には、悩みを抱えていたり、自分と同じような子どもさんがいる親御さん

が何かヒントを求めて、話しかけてくれたりします。

その時に、講師が上から目線で、無責任にアドバイスをするのは失礼だと思うので、

わからないことは、率直に「わかりません」とお伝えします。

特に地域によって、支援体制や検査等については異なるので、一概には言えません。

ただ、それだけでは申し訳ないので、わかる人が近くにいらっしゃったら、すぐにその方に

バトンタッチします。

 

今回の講演では教育委員会の方もいらしていたので、そのような方には、

今後、教育委員会の方とやり取りをして頂くような形を取ることができました。

 

講演は2時間程度の時間しかありません。

しかし、その2時間が誰かにとって、とても大きな2時間になってもらえたら嬉しいのですが、

限界もあると思っています。

特に僕のような子どもの場合、学校に行くきっかけは講演や本で作ることはできるかもしれません。

しかし、継続的に手を差し伸べるには、学校関係者の方々や地域の方々、友達の力が

必要なんです。

 

だから、せめて、その誰かと誰かが手を取り合うきっかけを全国各地で作りたい。

 

また、書籍に関しては、冷静に出版業界の現状を把握した上で、

発達障害や二次障害、不登校や引きこもりのことを自分の経験を通じて、綴ることには、

一区切り付ける必要があると思っています。

なぜなら、今までの本で、過去の事はほとんど語っているので、新しいテーマや切り口で、

リリースしていく必要があります。

 

しかし、なんで、書籍にこだわるのかというと、単純に「物を書く時間が好きだから」だと

思うんですよね。

また、なかなか、鉛筆を通じての自己表現ができなかったから、単純に書けることが

嬉しいんだと思います。

 

僕はその喜びを、子ども達や親御さんに書籍を通じて、感じてもらいたいって思うんです。

 

「生きるって、辛いけど、生きていれば、喜びの花は沢山咲くよ。」

 

こんなメッセージを沢山渡すことができて、一人でも多くの悩んでいる子ども達が

微笑んでくれたら、嬉しくてしょうがありません。

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※この写真は、先日乗った「アンパンマン列車」です。

こんな風に笑顔で、子ども達を受け入れてあげたいなって思ったのでした。笑

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