無理をしない。
台風の影響もあり、なんだか、頭痛がひどいです。
結構、気候の変化には敏感なのですが、やはり、大きなものがくるとなおさらにという感じです。
良い言い方をすれば、「危機察知能力」が高いということになるのでしょうか。笑
対処方法がわかっていれば、なんとかなるのですが、初めは焦りますよね。
こういう時は、状況にもよりますが、「無理はしない」というのが当たり前ですが、大切なことなんですよね。
毎日、70%のほどほどの力を出して、継続し続けている人と、ある日は120%で、ある日は30%の力を出す人、どちらが信用されるかといったら、前者だと思うのです。
もちろん、様々な事情により、自分だけでは対処しきれないものがあって、難しい事もあるかと思います。
そして、全てが思うようにいきません。だけど、心掛けることはできるんですよね。
自分のことでいえば、体調は比較的安定しているので、活動する中で、無理していないことはあります。
たとえば、講演でいえば、
1,中途半端な知識を伝えるのだったら、知識を持っている人を紹介する
2,基本的に名刺は自分から渡さない
3,一人の時間を適切に作る
ということは自分に余計な負荷をかけない事柄です。
まず、1は単純に責任を持てない言葉は伝えないということ。
当事者と言われる人達で、明らかに発言する人としては適していないのに発言している姿を見たときに反面教師として、学んだことかもしれません。
そして、2は失礼なことと思われるかもしれませんが、これは講師という立場だからこそということもあります。もちろん、講演以外では、打ち合わせの場面等で、最初に名刺交換はしたりします。しかし、講演前というのは、逆に講師は自分から動いてはいけないんですよね。なぜなら、皆さんが丁寧にご挨拶に来てくれるからなんです。そんな時に動き回って、挨拶をしていては、主催者の方々も迷惑でしょうし、講演に使うべき力を挨拶ですり減らしていたら、意味がありません。
端から見れば、「自分から挨拶に行く」という行為が基本的と思う人もいるかもしれませんが、それは時と場合によると思うんです。
挨拶がうまくできない人って、学校にも社会にもいると思います。
それを見て、周りの人は、「挨拶もできない人」とがっかり思うかもしれません。
でも、そこで悲観する必要はなく、「挨拶を気持ちよく受け取る人」という立場になるのも大事なことだと思うんですよね。
「あの人に挨拶をすると、とても気持ちがいい」って人、いると思うんです。
また、一人の時間を適切に作るというのは、常日頃でもとても大事にしています。
講演前には主催者の方達と打ち合わせはしますが、その会話の中で感じたことを自分だけの時間に自分の言葉の中に要素として、組み込むシミュレーションを繰り返し行うことをしないと、満足いく講演ができません。
もちろん、柔軟性ってとても大事なのですが、自分のスタイルというものを持っているといいかもしれません。
小さいことかもしれませんが、自分の中で「新幹線移動の時は必ず窓側」とか、「勝負事の前はオロナミンCを飲む」とか。笑
どうでもいいことですが、儀式(強迫性障害のようなものではなく)を持っていると、無理しない日々が送れるのかもしれませんね。