保護者会学集会。
本日は、神奈川県の十日市場小学校通級教室保護者会「しらさぎ会」さん主催の講演会でした。
その後、出版社の方と打ち合わせをして、今、新潟に戻っているところです。
新幹線の揺れが激しく、おっかなびっくりの真っ只中にいます。苦笑
今日の講演会は、保護者の方がほとんどで、会場も通級指導で使用しているプレイルームということもあって、講演会というよりは、「お話し会」というような、とてもお近くでお話しさせて頂きました。
早速、お聴き頂いた方から、メッセージも頂きました。
自分ではあまり意識していないのですが、希望を感じてくださる方が多くて、とても嬉しく思っています。
そして、お子さんの未来が不透明だからこそ、自分なりにのびのびと生きている同じような特徴を持つ人を見ることで、きっと、お子さんのキラキラした未来の一端をイメージして頂けるのかもしれません。
当事者が声を発する意味や意義を改めて、皆さんから教えてもらった気がします。
まだまだ、やるべき事は沢山ある。
また、書籍に関しては、今まで自分自身が想いを伝えようとし過ぎていて、少し空回りしていたことにも気づきました。
「LDは僕のID」(中央法規出版)では、自分の想いの丈を綴ってみましたが、理想は理想として持っていた方がいいのだけれど、保護者の方や支援者の方、ご本人が求めているものは、「現実とどう向き合い、付き合っていくか?」ということであると思うんです。
でも、講演を続ける中で、お越し頂いた方々からアンケートや感想などを通じて、僕に何ができるのか、考える機会を頂いています。
本当に有り難いことですが、有り難いと思った先には、その受け取った物を無駄にしないように、自分なりに皆さんにお返ししていくことが大事であると考えています。
また、逆に皆さんは、どんな本があったらいいなって思いますか?
少しでも子ども達が楽になれるように、僕の立ち位置でできることがあるとしたら、何ができるのか。
もちろん、自分でも考え尽くしてみますが、聞いてみたくなりました。
でも、こうして、1つ1つ、何かに出会う度に新しい課題を与えられては悩み、答えを出していく。
苦しいこともあるかもしれませんが、楽しみなことでもありますよね。
だからじゃないですが、子ども達には、その過程を楽しみたいと思えるように、背中を間接的でも直接的でも、ビックリさせないように、そっと押してあげたいと思います。