バリアフリー講演会。
「結婚していますか?」と聞かれることが多くなってきた、南雲です。笑
そういう年齢になってきたんだな~、と痛感?いや、実感しています。
本日は、新潟県の新しくなった燕市役所内での講演会でした。
タイトルは「バリアフリー講演会」。一般の方々が主な対象でした。
冒頭では、時間をかけて、
「バリアフリーとはなんなのか」
「普通って、なんなんだろうか」
「障害って、どういうものなんだろうか」
という、いつも考えていることをお話ししました。
少々、わかりづらかったかもしれませんが、簡単にわからないからこそ、時間が必要だし、その時間が育むものは沢山あるんだろうなって思って。
そして、登壇した時に席が満席で、改めて、発達障害への関心というのは深まっていっているんだろうなって感じた瞬間でした。
しかし、今回定員100名のところ、100名以上の申込みがあり、沢山の方をお断りしたとうかがいました。本当にすみませんでした。
さて、僕自身、障害というものを知ることは大切だけれど、障害に囚われることはあまりよくないと思っています。
「障害」という言葉や先入観に囚われてしまうと、それこそ心が不自由になり、その人のことを断片的に判断してしまう可能性があります。
せっかく、人間として生まれて、その地域、タイミングで出会ったんだから、それって、勿体ない。
もちろん、障害者だから好きになってとは言えない。
だけど、障害者だからといって、嫌いになる理由もない。
そんな風に思っています。
今日は、取材に来られていた方々もいらっしゃいました。
また、19歳の時に東京でお世話になった方も来られていました。こうして、”再会”できるのは嬉しいものです。
少しでも自分の声が沢山の人達に届いたり、響くといいなって思います。
どんなにちっぽけな存在でも、人間同士が繋がり合っていけば、その便りは必ず届き、心の琴線にふれることがあると思うので。