発達障害支援講演会。
本日は、松山市社会福祉協議会さん主催で、発達障害支援講演会の講師を務めさせて頂きました。
まず、先にお詫びしなければなりません。
段取りを勘違いしていて、3分ほど、開始が遅くなってしまいました。
貴重な時間を頂いているのに申し訳なさでいっぱいです。
また、書籍販売の時間は十分取ったつもりでしたが、お話が途中で終わってしまった方もいらっしゃいました。
もし、お時間が許せば、お問い合わせフォームより、ご連絡を頂ければ幸いです。
お聴き頂いたのは、150名程度であったと思います。
その中には民生委員、学校の先生、行政の職員の方々等、お仕事で発達障害に関わっている方が多かったです。
タイトルは「LD(学習障害)は僕のID~ 認め合うことで見えてくる風景 ~」。
発達障害の方に具体的にどう手を差し伸べたらいいのかより、「どのような気持ちで過ごしているのか」を伝えるのが優先だと感じ、講演に臨みました。
色々な方が親切な心で、アドバイスや叱咤激励をしてくださるのは有り難いことですよね。
だけど、その方々も自分の生活もあるので、どうしても、「継続した声がけ」というのは途切れてしまいがちです。
そうすると、「やっぱり、自分のこと優先かよ」という風になって、とても素晴らしい声がけをしてくださっても、根底になければいけない「信用」や「信頼」が消え失せてしまって、心に残らないというのを僕自身経験してきました。
だから、どんな手立ても言葉も「その人への信頼感があればこそ、素直に受け取り、実践することができる」と思うんです。
知識や知恵が存分にあったとしても、その力が響かないと勿体ないですよね。
知識や知恵という枝葉を生き生きとしたものにするためには、根や幹である「信頼」が力を発揮する。
講演は、システムブレーンさんを通して受けていますが、システムブレーンさんを信頼しているからこそ、何の疑いもなく、素直な心で講演に臨むことができています。
「当たり前のことを当たり前に大切にする」ことから、「普通ではない方法を編み出していく」。
同じ人間同士ですもんね、どんな人でも当てはまることと言えば、これに尽きると思います。