不登校のリアル。(9)毎週、木曜日更新。※次回は 1月 8日 (木)です
【説明】
過去に書いてあった不登校についての文章をアップしていきます。
ざっくばらんですが、結構正直な気持ちなので、あんまり書き直さずに載せていきますね。
(なぐも)
【不登校の劣等感】
そもそも、不登校になって「どうせ自分なんてダメなやつなんだ」と思うこと自体がおかしな話です。
「自分なんていない方がいい」なんていうのもそうです。
理由はどうあれ、学校に行っていないということ自体は人生において、悲観的材料になるとは思えません。
現に、学校に行っていなくても成功している人なんて大勢います。
簡単に思い詰めるのは、あまりに人生を簡単に見過ぎています、自分自身に失礼です。
学校で勉強できることや獲得できるものはあるのでしょうけれど、人生のすべては学校にはありません。
学校は、「勉強しなければいけない義務」がある場ではなく、「勉強を受ける保証」がある場です。
うまく使えばいいのです。
当然、その保証を受けないという選択もあるわけです。
何もダメなことはしていませんし、自分が存在することと学校が存在することは関係がありません。
自分がいてもいなくても学校に影響がないわけなので、学校だけで「いなくていい」というのは間違いです。
むしろ、「学校」という枠にこだわらず、もっと細かい部分に目を向けるべきです。
自分の中にある「細かく具体的な意思」に目を向けるべきなのです。
(つづく)
【ひとりごと】
学校がなくてもいいかといえば、「あった方がいい」のは間違いありません。
だけど、学校に行っている、行っていないだけで、人生を決めることはできません。
登校、不登校という一つの事象だけが自分の人生を創るわけではないんです。
そう思えると、安心して、学ぶことができます。
生きている事象そのものが学びですもんね。目を向ければ、そこら中に溢れているものですよ。