追い込む力。
新聞や月刊誌等に掲載後には、多かれ少なかれ、「反応」というのがあります。
その中で、
「励まされた」
「一般の人に知ってもらうことが大事」
等、嬉しい言葉を頂く事が多々あります。
昨日、たまたま、NHK「ハートネットTV」の「Our Voices 「働く」 統合失調症×摂食障害」を見ました。
正直なところ、この「たまたま」と表現したのは、僕自身、あまり見たいと思わないからなんです。
もちろん、この番組が嫌いなわけではないのですが。
その理由は、僕自身が一般の目線を重視して、物事を見るようにしているからだと思います。
同じ時間に他のバラエティ番組がやっていたら、そちらを自然と見たいと思うんです。
僕はこういう活動をしているからだと思いますが、関係者の方から、
「皆さんに勧めてください」「ぜひ、見てください」
と言って頂くのは有り難いのですが、これは逆の立場でも同じなのですが、
『見る見ないは、その人の自由』
だと思うんです。これは僕自身が、想いが溢れて、本を是非読んでほしいと思った方がいて、差し上げたことがありました。
その後、お会いした時に「読んで頂けましたか?」と聞いたときに、少し、戸惑った様子だったので、それからは、
良い意味で、伝えるものはしっかり伝えた上で、後は「相手に委ねる」ということでいいんだなって思ったんです。
そして、良い意味で、やるだけやったら、「結果は過度に期待しない」ということを続けていくことで、すごくニュートラルでいれる
時間が増えました。
しかし、「結果」が出るものというのは、当たり前ですが、「原因」「要因」があります。
その「原因」がなければ、何も起こりません。
その原因は、自分で作り出す必要がある。
祈ること、願うことは大切です。ただ、それを持ち続けた上で、「具体的に動いていくこと」が大事なんですよね。
もちろん、逃げることは自分が生き続ける上で、大事な時があります。
しかし、あえて、自分にプレッシャーをかけ、追い込むことで見つけられたり、得られることもあると思うんです。
新刊にも書きましたが、筋肉と同じで、「超回復」という、筋肉量を増やす為には、1度、筋繊維を壊す必要があるんです。
だからこそ、
「自分を追い込む力」を要所要所で使いきり、
「結果は過度に期待しない」。
こうしていくことで、きっと、掴み取れる未来があると思います。
南雲 明彦
藁をも、縋りたい思いってあるんですよ。
当事者が期待して居るだろうと思われる
万人に向けた発言が誰かにに影響して
その人の行動が変わることまで
責任はもてないような気がします。
私も情報に踊らされているんです。
周囲に手が届く人がいたら自分も同じ幸せ
安定した生活、一般的な誰かと比較して
落ち込んでしまう悪い癖はあるけれど、
良くても悪くても誰かに影響を与えてしまっても
精神的柱を人に求めても結局自分に返ってくるから、
自分で受け止める。ただそれだけなのにね。