リアルな本音。

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東京大学の「障害者問題を考えるゼミ」に東大生に混じって、こっそり参加させて頂いています。

僕は自分が講演等で何かを伝えたいのなら、まず、皆さんのリアルな本音を知ることが大切だと考えています。

これは障害者側の話ばかりの中にいると、「健常者」というリアルではなく、誇張された「健常者像」を作り上げては、距離を置いてしまう可能性があるからです。

だからこそ、意見をうかがうのは大切なんです。

学生さん同士の議論のお題は、

 

「障害に対して心の壁はあるか」

「車イスの障害者にとってエレベーターのないビルは差別か?」

 

と、非常に面白いと言ったら失礼かもしれませんが、一度は生きる上で考えて頂きたいことであり、それに対して、真摯に語りあっている姿が印象的でした。

 

こういう話がごく自然に出る世の中って理想的だと思っています。

 

今回のお話を自分なりのフィルターを通して、受け取った上で、講演に反映させていきます。

 

また、本日知ったのですが、6月9日(月)に講演させて頂く新潟県立海洋高等学校は、お世話になってきた同級生の親御さんの勤務している学校だったのです!

 

残念ながら、当日は会えなそうなのですが、こういう出会い、再会って嬉しくてたまらない。

 

自分では予期せぬ事の連続、喜びの連続が、生き続けるには大切な要素なのでしょうね。

 

南雲明彦

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