ポリシー。

あっという間に9月に入りましたね。

少しずつ、風の匂いや日差しも秋の訪れを待ち侘びているかのような雰囲気を醸し出しています。

 

さて、9月は今年一番の「ポイント」となる月かもしれません。

もちろん、1日1日を大事にしていく姿勢は変わらないのですが、今月は、

・9月8日 中日新聞北陸版掲載予定

・9月28日 人間力大賞2012 第26回受賞式典

 

そして、先ほど、3年前に僕の取材をしてくださった読売新聞の記者の方から、

新刊の紹介を紙面でしてくださるとのご連絡をいただきました。

 

・読売新聞 掲載記事(2009年12月12日)→https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20091212-OYT8T00314.htm

 

本当に嬉しいですし、ありがたいです。

 

決して、ハイスピードではないかもしれません。

でも、ゆっくりだけど、こうして、応援してくださる方がいるから、光に満ちた未来への歩みを止めることなく、

進み続けることができる。

 

僕は、21歳の時、「日本で一番有名な学習障害の持ち主になりたい」と言ったことがあります。

それは、ただ有名になりたいわけではなく、同じように苦しんでいる子ども達に伝えたいコトが沢山あって、

それを現実のものとするには、有名になる必要があると思ったからです。

 

それを聞いて、みんな、笑ったんですよ。あなたにできるわけないから、やめとけばって。

 

だけど、それが悔しくて、今の僕がいるから、感謝をしなくちゃって思います。

 

一歩、一歩、ゆっくりではありますが、しっかりと足跡をつけていき、もっと、悩んでいる子ども達に「大丈夫だよ」って、

大声でどんな形でもいいから伝えていきたい。

 

その夢を現実のものとするためには、「安易に色々なことに手を出さない。」ということが僕の活動当初からのポリシーです。

もちろん、判断ミスもありましたが。。

 

最近も「一人だけでの講演は独りよがりな主張になりがちだから、パネルディスカッションの様な形の方がいい」と、ある方から言われましたが、

僕はパネルディスカッションも講演も両方必要だと考えています。

 

ただ、僕の場合、パネルディスカッションを聴くのはいいのですが、その壇上に立つのは好きではないんです。

理由は何名も壇上に立つと、どうしても一人の持ち時間が少なくなり、広く、浅い話になってしまいがちです。

様々な角度から、色々な方の意見が聞けて、とても有意義なのですが、自分自身がとてもぎこちなくなってしまって、

あまり話せないと思うんですよね。

だったら、その短時間であれば、がっちりと練り込まれたプレゼンをした後に、会場の皆さんからの質疑応答の時間でよいのではないかと思っています。

これがテレビなら、僕は全然ありだとは思いますが・・・。

 

だから、本格的に講演を始めてから、一人での講演スタイルでやっているのは、こういう理由であります。

 

「独りよがり」と「自分を貫く」というのは、似て非なるものであると思いますが、「独りよがり」には応援者、支援者が1度はついても、

離れていくと思いますので、その人が偽物か本物かはいずれ、近い将来にわかると思います。

 

ちなみにこのブログを書いているのは南雲本人であり、偽物ではないので大丈夫です。笑

 

南雲 明彦

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