「自分を貫く」ということ。

東京は暑い日中から、一気にどんよりとした雲に覆われています。

これから、雨が降るようです。

 

最近、以前より、何かご依頼があった時に、こちらから、積極的に

意見を言うようになってきています。

「自分の意見を持っている」か「わがまま」と捉えられるのか、

人によりますが、そのリスクも承知で、発言しています。

 

その理由は、

「南雲明彦ができる最大限のことを子ども達や親御さんに渡したい」

と思っているからです。

そして、ディスレクシアや発達障害のことを皆さんと考える活動

ではありますが、それで生活も少なからず成り立っているわけなので、

「仕事」と言えます。

仕事においては、当然、「責任」というものが付いてきます。

その分、社会に少しでも貢献した証として、お金という生活に必要な

資源を頂くわけなんです。

 

だから、講演や執筆にしても、ただ、何の考えもなしに

「話せばいい」「書けばいい」ということは、許されません。

もちろん、素直に「不登校経験者の声を聞きたい」とか、

「発達障害者の声を聞きたい」という声もあると思います。

 

ただ、僕自身何をやるにしても、スタンスとして「時間対効果」

大切にしています。

講演という時間、本を読んで頂く時間を、お使い頂いているわけなんです。

その時間に対して、その方々に対して、最低限の敬意として、考え抜いて、
言葉を紡いで、お渡しするのは、当然だと思っています。
これは、単純に「自己責任」だけで片付けられるものではなく、
その過程には、色々な方が関わってくれているだけに手を抜くのは、
失礼だと思います。

 

僕自身は、これを大事にしてきたから、今、沢山の人達の支えの元、
立っていられるのだと思います。
だからこそ、その想いは、きちんと貫き、お伝えするべきだと思い、
書かせて頂きました。

 

まだまだ、不器用かもしれませんが、皆さんと同じように、

「少しでも子ども達のお役に立ちたい」というのは、変わりません。

未熟者ですが、よろしくお願い申し上げます。

 

南雲明彦

コメントなし この記事のURL

コメントを残す

記事一覧へ戻る