嬉しい依頼。

いよいよ、今年も後半戦突入ですね。

変わらず、できることをしっかりとしていきたいと思います。

 

ただ、自分では想像していない出来事が起こったりするのも生きることの

面白いところです。

先日、ある海外の総合家電メーカーの方から、ノルウェイのディスレクシアの子どもさんが

このメーカーさんの製品を利用して症状が緩和された事例があり、使ってみて頂きたいという

要望がありました。

大変丁寧な文面で、製品の紹介記事も拝見しましたが、日本未発売なので、すぐに入手できる

状況ではありませんが、テストしてみる価値は十分ありそうです。

また、使用後、ご報告いたします。

 

このようにサンプルのテストや新しい検査の体験をさせて頂いたりすることは多々あります。

そんな時、僕の場合、引き受けるかどうかの基準は明確で、

「先方が子ども達のことを本気で考えているのか」

だけです。

 

当然、本気で子ども達のことを考えているのであれば、お願いする姿勢や

言葉遣いも自然と丁寧なものになると思っています。

 

そういう基準を持つようになった点として、過去にもこのような依頼は

それなりにあったのですが、依頼の時に誠意を感じられない人は、

「子ども達の為ではなく、自分の為。」

というのを結果として、目の当たりにしてきたからです。

このように当事者が対等ではなく、利用されるような負のスパイラルは、

なんとしても変えていかなければなりません。

そうでないと、よかれと思って協力した調査などでも、善意がほとんど無駄になってしまいます。

 

もちろん、そんな人ばかりじゃなくて、本当に心ある人達も沢山います。

 

だから、注意喚起の意味で、余計なお世話かもしれませんが、都合のいいように

使われた先には何も残りません。ですので、自分が判断できないのであれば、

信頼出来る方に相談してください。

 

「当事者だから、協力するのは当たり前」と考えているような人に、

協力する必要はありません。

 

必要とされることは大切な事です。

だけど、その喜びを利用する人もまたいるのです。

 

勉強にはなるけど、余計な悩みや傷はあえて負うこともない気がします。

 

今度、テストする製品は韓国から来ると思うので、どれくらい時間がかかるのかなぁ。

楽しみです。

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