発達支援センター創立5周年記念 講演。

最近、引越しをしてから、移動時間が多少伸びるようになったので、体の負担を減らすために腰のクッションを活用したり、耳栓を使用して、飛行機の気圧の変化を和らげる工夫をしている南雲です。笑

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さて、9日は、福岡県の宗像市発達支援センターさま主催で講演会を行ってきました。

 

「発達支援センター創立5周年記念」ということで、初めに宗像市長である谷井市長のご挨拶から始まりました。

その前に市長とお話しする時間を頂き、宗像市の支援体制等のお話をうかがいました。

非常に手厚い印象を受けました。支援という点が線として結ばれてこそ、その子を短期的だけではなく、中長期的な眼差しで見守っていけるんですよね。

 

今回は一般市民の方の参加もありましたが、壇上に立った時に僕と同じような特徴を持つお子さんがいらっしゃる親御さんの参加も多いと感じました。

ですので、幼児期からのお話をゆっくりとさせて頂きました。しかし、ゆっくりお話ししすぎて、質疑応答の時間が短くなってしまいました。申し訳ありません。

 

「言葉」というものはもちろん、お話しする上でとても大切な手段ですが、「言葉以上に伝わるものがあるとすれば、それは何か?」ということを直前まで考えていました。

僕が言いたい事って、「こうしたら、うまくいく」とか、そのような方法論ではないんです。それは、大まかには言えるかもしれないけれど、それこそ、その方法というのは十人十色であって、オーダーメイドで丹念に作っていく必要があるからです。

 

また、溜め込むことは悪いことばかりではないのでしょうが、何事も新しい空気を入れて、新しい循環を生み出していかなければいけないと思うんです。

 

悩みや不安を溜め込みすぎると、どんどん悪循環に陥ります。

 

これは、身近な物でいえば、洗濯物もそうだと思うんです。溜め込みすぎれば、当然、洗濯機から溢れます。ギリギリまで詰め込めば、洗いきれません。そうなる前に他の人に頼るということは、大事なんですよね。ただ、頼れる人がいない場合もあると思います。そんな時に、このような支援センターのような役割が大事になってきます。

 

頭でわかっているけど、色々なことが目の前に立ち塞がったり、邪魔をしていると、できないことってあると思います。

だけど、少しでもその流れを変えるためには、その苦しみを外に解き放ち、がんじがらめになっている自分を解放してあげることは大事だと思います。

 

そこから始まる、子どもとの未来も確実にある。

 

その未来を少しでも楽しみにするためには、独りで悩まないでほしいなって思います。

 

帰りの移動では、頂いたお土産を頬張りながら、群馬へと向かったのでした。

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