希望探しの旅。

最近、ある研修に参加したときの講師の方の言葉。

 

「決意から希望は生まれる」

 

それはそうだな~、と感じています。

どんな事でも、決意しなければ、途中途中で迷いが生じるというか、軸がぶれるので、一つ一つの出来事に一喜一憂してしまって、先に進むのが遅くなる。

 

でも、僕自身、それはそうだと思いながらも、この言葉が好きかどうかと言われたら、あんまり好きじゃありません。

 

決意することは大事だけど、決意がなければ、希望もないわけじゃない。

この言葉がどうこうというよりは、大切なのは、その言葉をかける対象は誰なのかってことだと思うんです。

 

子ども達に「熱意や決意があれば、そこに希望は生まれ、何事も成し遂げることができる!」と言いたい気持ちもありますが、僕には言えない。

なぜなら、自分が子どもだった時、この言葉を聞いたら、「ポジティブの押し売り」と思ってしまう気がするからです。

 

じゃあ、自分だったらどうするのか。

これを考えることが何より大事なんですよね。

 

足元に転がっている希望を拾い集めてからでも、そう思うのは遅くないと思っています。

 

新しいものを見つけたり、探したりする前に、自分のリソース(資源)の整理をしたり、違う視点を持つようにしたり。

なんだか、自分探しの旅というものと似ている気がします。

 

希望探しの旅。

 

情報に溢れている時代で、なんでもかんでも信じてみたくなる気持ちもあるけれど、まずは手元や足元にある希望や信じることができるものに目を向けてあげると、その旅は有意義なものになるかもしれませんね。

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