不登校のリアル。(3)毎週、木曜日更新。

【説明】

過去に書いてあった不登校についての文章をアップしていきます。

 

ざっくばらんですが、結構正直な気持ちなので、あんまり書き直さずに載せていきますね。

 

(なぐも)


 

【不登校の甘え】

いくら自分の子どもだと言っても、それぞれがそれぞれの人格を持っています。

 

きょうだいで同じ環境にいて、同じように育てていても、不登校になる子とならない子がいます。

 

親の育て方が悪いという話は通用しません。

 

そこでさらに、「この子は甘やかし過ぎた」というのもまた違います。

 

甘える子=不登校と簡単には当てはめられません。

登校という甘えだってあるわけです。

 

登校すれば、先生や周りの友達に甘えられますし、あまり考えなくても学校生活は進んでいきます。

つまり、「甘えとは安心」と言えます。

 

しかし、不登校の子は否が応でも、不安と直面しながら、日常を送らなければなりません。

 

これはこれで大きなプレッシャーなわけで、それに耐えられず、学校に行くということもあります。

 

(つづく)

【ひとりごと】

 

「甘える」って、結構難しいことだと思うんです。

 

自分は甘えることは苦手で、今もあまり得意ではないけれど、人に頼るということは少しずつ覚えてきた気がします。

 

甘えるの前には「頼る」があり、大切なことは「具体的に頼って、甘える」ってことなんでしょうね。

 

どんなに満たされている状況であっても、甘えることを選択するのは本人です。

 

それが学校という場所であってもなくても、どこが不安で、どこを人に頼って甘えることが安心して日々を送れるかを知っている人は、場所を問わず、安心をポケットに入れながら生活することができますね。

 


 

【過去のリアル】

■不登校のリアル。(1)

■不登校のリアル。(2)

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