不登校のリアル。(6)毎週、木曜日更新。

【説明】

過去に書いてあった不登校についての文章をアップしていきます。

 

ざっくばらんですが、結構正直な気持ちなので、あんまり書き直さずに載せていきますね。

 

(なぐも)


 

不登校の接し方

 

友達に会いたい、勉強したいと思っても、不登校というだけで偏った目で見られてしまうことがあります。

 

その結果、友達に会うのが嫌になったり、勉強が嫌になったりします。

 

こうすると学校に行く理由が見当たりません。

 

学校や勉強が大事というのは大人が口を酸っぱくして言っていることですが、学校に行く理由がない以上、「行けない」から「行きたくない」になります。

大人としても、行った方が将来のためになるからと思い、あの手この手を使って子どもの心を学校に向かわせます。

 

時に過剰に支えすぎてしまうこともあります。この塩梅は非常に難しいんですけれどね。

 

学校までの送り迎えや先生を通じての説得、子供達に協力を仰ぎ、待っている旨を手紙で伝えたり。

 

しかし、その子供達の本音としては、「なんでこんなことをしなければならないのか」となります。

 

子供達は子供達なりに心配し、電話やメール、LINEをしているはずなんです。

 

それを学校や親を通してしまうと本音が言えない。

 

これでは、伝わるものも伝わらないのです。

 

本来、こういうものは自然発生的にやるものであって、誰かに指図されてやるものではないけれど、やむを得ずと言うが正しいです。

 

(つづく)

【ひとりごと】

 

子供達には子供達だけの世界があります。

 

もちろん、未熟で失敗も多くする人達だから、大人の目は欠かせません。

 

だけど、大人が良かれと思って心を配ったことが、 結果的に子供の心を不自由にしてしまうことがあります。

 

これを「ありがた迷惑」といいます。

 

気をつけないといけません。自戒の念もこめて。

 


 

【過去のリアル】

■不登校のリアル。(1)

■不登校のリアル。(2)

■不登校のリアル。(3)

■不登校のリアル。(4)

■不登校のリアル。(5)

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